cardamon_coffeeのブログ

サウナ、バンド、スパイスカレー、キャンプ、好きなことについてゆるく発信していきます

フジファブリックと志村正彦

9月の初旬、夏のピークも過ぎ去ろうとしているので、

今回は、中学の頃から愛してやまない、フジファブリックについて、書いていこうと思う。

 

筆者がフジファブリックを知ったのは、確か中学3年生頃。

当時ニコニコ動画が流行っていて、フジファブリック作業用BGMみたいな動画がアップされていたのをたまたま見つけて聴いたのが初めてだったと思う。

コメント欄には、志村、なんでだよ、、みたいな書き込みで溢れていた。

 

その年は2009年末。

志村正彦が亡くなった年である。

 

フジファブリックに関する記事も多いと思うが、

志村在籍時の2004〜2009年に絞って

その曲たちについて改めて紹介していきたいと思う。

 

アラカルト+アラモルト=アラモード

 

これらは、まだメジャーデビュー前、最初期のフジファブリックである。

アラカルトは2002年、アラモードは2003年の作品になるが、

怪しげで、どこか捻くれた曲たちは、

すでに志村節が炸裂しているのである。

 

アラカルトより

線香花火

線香花火

午前3時

午前3時

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アラモードより

花屋の娘

花屋の娘

環状七号線

環状七号線

笑ってサヨナラ

笑ってサヨナラ

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その後、上記2枚から新録して織り交ぜたアラモルトという、インディーズ時代のベスト的ミニアルバムを発売している。

 

フジファブリック(1st)

 

2004年、早くも名アルバムの大登場である。

セルフタイトルアルバム、1stフジファブリック

apple musicには全曲に星マークがついているぐらい、ファンの人は全曲漏れなく好きなんだろうなと。

筆者が一番好きなアルバムもこれである。

 

四季盤のうちの、春、夏、秋盤である"桜の季節"、"陽炎"、"赤黄色の金木犀"もこのアルバムに収録されている。

志村時代のファンによる思い入れの強い曲たちが収録されている。

 

 

打上げ花火

打上げ花火

花

サボテンレコード

サボテンレコード

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FAB FOX

狐のかぶりものをしたジャケットが印象的なこちらのアルバム。

筆者は、フジファブリックで2番目に聴いたアルバムである。

でも全体的にすごくキャッチーで、初めて聴く人にも、フジファブリックの良さがかなり伝わりやすいアルバムだと思う。

Sunny Morning

Sunny Morning

地平線を越えて

地平線を越えて

雨のマーチ

雨のマーチ

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TEENAGER

バンドとしても勢いづいていた時期に出された3rdアルバム、TEENAGERである。

10代という多感な時期を、志村的にアルバム全体を通して推しに押し込んだアルバムであるように感じる。

全体的に非常に聴きやすく、シングルベスト盤の次に、初めてどのアルバムを聴けばいいか尋ねられたら、私はこのアルバムを薦めたいと思う。

 

記念写真

記念写真

ロマネ

ロマネ

東京炎上

東京炎上

星降る夜になったら

星降る夜になったら

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CHRONICLE

こちらも大名盤(もう全アルバム、漏れなく大名盤なのです)、

3rdアルバムCHRONICLE。

全曲の作詞作曲を志村本人が行っており、全体を通して1番志村が作りたかった作りになっているのではないか。

志村が亡くなる前にできた、志村が制作から発売までを見届けた実質最後のアルバムとなる。

志村が犬を被っているジャケットが印象的である。

ストックホルムにて録音。ライクア、シガーロスなのである。

 

 

そしてこのアルバムを持って、2009年12月24日、志村正彦が死去してしまうのである。

 

志村正彦が残したかったもの

志村が亡くなる生前に、次のアルバムに向けて曲作りが着々と進んでいた。

 

フジファブリック / 夜明けのBEAT

この曲は、結果的に志村の置き土産的な曲となってしまった。

有名なので、聴き覚えのある人もいるのではないだろうか。

声の録音が済んでいて、本当に良かったと思う。

 

MUSIC

志村が亡くなってから、途中までは制作が進んでいたが完成はされておらず、残されたメンバーで完成まで辿り着いたアルバムである。

 

Bye Bye

Bye Bye

君は僕じゃないのに

君は僕じゃないのに

会いに

会いに

眠れぬ夜

眠れぬ夜

 

シングルB面集 2004-2009

志村の作った曲は、上記のアルバムだけではなく、B面集も発売されており、これらも志村の世界観に浸るには必聴のアルバムである。

 

黒服の人

黒服の人

ムーンライト

ムーンライト

スパイダーとバレリーナ

スパイダーとバレリーナ

セレナーデ

セレナーデ

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筆者も29歳になり、志村が亡くなった年齢と同い年になってしまった。

この年齢でこれだけの名曲を作っていたのもすごいし、まだまだこれから色んな曲を作りたかったろうに、もっと志村の作る新曲を聴き続けていたかった、と今でもふと思ってしまうのである。

 

今日はこの辺で。最後まで見てくれてありがとうございました!

LOSTAGEのPILGRIMを、THROAT RECORDSに買いに行った。

 

あっという間に9月になった。

まだまだあついな〜とぼんやり思ってる。

 

LOSTAGEの新アルバム、PILGRIMを買いに行った話について。

 

THROAT RECORDSまでの道のり

 

お盆の最中、帰省のついでに、昔からいつか行ってみたいと思っていたTHROAT RECORDSに行くことにした。

 

PILGRIMという新アルバム、ライブ会場で買おうと思っていたが、せっかくライブに行くなら先に聴いていきたい(ライブで初めて聴く、と言うのもそれはそれで良いんですけどネ)という気持ちが勝ったのと、

 

わざわざ、THROAT RECORDS本店まで出向いて、足を運んでCDを買う。

と言う行為に、すごく魅力を感じたのである。

 

今どき、たったCD一枚のために、奈良県のCD屋さんまでCDを買いに行くという、このわざわざ。

 

今どきapple musicやspotifyに月額1000円程度も払えば、世界中のありとあらゆる音楽が聴けて、それが当たり前となってきている時代に、

一般流通なし、売るのは自分の店舗本店、ツアーで行った先での手売りという、時代に逆行したこの、いい意味でアナログなやり方にすごく共感してしまっている自分がいた。

 

アイフォン片手に、指先一つで数タップもすれば、聴きたい音楽が聴けるし、現に便利なので自分も使ってはいるが、

便利すぎるが故に、1枚のアルバムや音源を大切に聴かなくなってしまっているな、と自分に対して思うこともよくある。

 

いろんな人に聴いてもらう、という意味では、サブスク配信、Twitterに音源を載せて色んな人にいいね、リツイートしてもらう方が圧倒的に優っているとは思うが、

 

あえてCDを作る、カセットテープ、8cm CD、LPで発売するということに価値を見出すバンドが多くいても、おかしくはないなとも思う。

 

アナログな価値観を大切にするということ。

 

現代のIT社会を生きる中で、大事なことだと常々思う。

 

LOSTAGEというバンドは、どんなバンドよりも"生活"を感じるバンドだと思う。

 

音から、五味さん達の佇まいから、それが滲み出ている、と思っている。

(主催イベントのタイトルにもなっているくらいですもんネ)

 

話が長くなりすぎたが、少し乗り換えを間違えてしまったので、近鉄の大和八木から、乗り換えて、近鉄郡山で降り、歩いて郡山駅奈良駅というルートで向かった。

 

奈良駅から歩いて15分程度、THROAT RECORDSに到着。

 

勝手に路地裏の中にポツンと立っているのをイメージしていたのだが、想像してたよりも街中にあったことにも少し驚いた。

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PILGRIMを無事購入

 

ようやくPILGRIMを購入できた。

その後五味さんと少しだけ世間話をさせてもらい、お店の中を見せてもらった。

お店には色んな音楽、本、映画、若手のCDなどが並べられており、五味さんやLOSTAGEを形成してきたであろうそれらを見ることができた気がして、それだけでも来てみてよかったなと思った。

 

音源も、すごく好きです。

巡礼者たち、瞬きをする間にの再録も感動したし、No Escape、胎動、などがお気に入りです。でも、全曲好きです。

LOSTAGE / PILGRIM

the TOURにむけて

 

47都道府県を回るということで、自分の住んでいる県に来るのは少し先だが、今から楽しみでなりません。

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今日はこの辺で!見てくれてありがとうございました。

赤い公園と津野米咲というギタリスト

2023年8月16日。

もうあっという間にお盆が終わりそうですね。

帰省して、本当に数少ない友達と久々に会い、実家にておばあちゃんに結婚はまだか?とせかされる。

 

どこにでもありそうなお盆を過ごしております、私は。

 

そしてお盆という長期休暇は、僕のことなど待ってくれず、あっという間に過ぎ去っていくのです。台風のように。

 

今回は、赤い公園というバンドについて、勝手に語りたいと思う。

 

赤い公園について

今更私が説明するまでもないのだが、簡単に、彼女たちのプロフィールを。

2010年1月結成。石野理子(Vo.)、津野米咲(Gt.)、藤本ひかり(Ba.)、歌川菜穂(Dr.)の4人組バンド。
高校の軽音楽部で出会い、藤本、歌川、佐藤千明(前Vo.)のバンドにサポートとして津野が加入。
東京・立川BABELを拠点に活動し、2012年2月にメジャーデビュー。
ロックバンドとして高い演奏力を誇り、1度聞いたら忘れないキャッチーなメロディの融合が特徴である。

引用元:赤い公園 公式HPより(一部抜粋) / https://www.akaiko-en.com/bio/

 

筆者がいちばん初めに赤い公園を知ったのは大学生の時だった。

軽音部の先輩が、かっこいいバンドがいるからコピバンをやらんか?と、誘われ、2枚のCDを貸してくれた。

 

 

その時は正直、最近はこういうガールズバンドが来てるのか〜、フムフム、、と言った具合で、そこまでしっかり聴くでもなく、そしてどハマりするというわけでもなく、ふーん、ガールズバンドにしては演奏技術高いな、、まぁかっこいいじゃん、ぐらいで、かなり澄まして聴いていた。

 

その後、tricotが、津野米咲の誕生日を祝うべく、赤い公園の楽曲"透明"をカバーしている動画をたまたま観て、ふーん、なかなかええ曲やん、、などと相変わらず澄まして聴いていた。

 

tricot - 透明 (赤い公園cover)

 

そこからは、相変わらず、当時は筆者御用達であったTSUTAYAで、アルバムを何枚か借りて聴く、などということをしていた。

このときも、めちゃくちゃ好きと言うわけでもなく、何となくかっこいいな、ぐらいの気持ちで、でもアルバムだけは発売されるたびに借りて聴くようにしていた。

 

赤い公園 - 今更

 

赤い公園 - NOW ON AIR

 

赤い公園 - サイダー

 

赤い公園 - KOIKI

 

 

Ko-en Debut

Ko-en Debut

急げ

急げ

Mouretsu Rhythmics

Mouretsu Rhythmics

108

108

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佐藤千明の脱退

 

相変わらず、赤い公園というバンドを澄まして聴きながら、相変わらずツイッターをペラペラとスクロールしていたある日。

 

赤い公園から、佐藤千明(Vo)が脱退するという情報が目に入った。

 

赤い公園で過ごした7年の年月は、
控えめに言って、最the高でした。

その中で、自分の手に負えないほどのズレが、生じてきていることに気付きました。
そのズレにぶつかり、擦り合わせようと出来る限りの努力をし、最善を尽くしましたが、
ズレはどんどんと大きくなっていきました。

そのズレが、迷いとして音楽にまで介入してきた時、
赤い公園のボーカル という使命に、限界を感じました。

思えば、津野の作る音楽を表現したい一心で、バンドで歌ってきましたが、
そこに迷いが生じた以上、赤い公園のボーカルとしてステージに立つことはできません。

引用元:ナタリーニュース(一部抜粋) / https://natalie.mu/music/news/239212

 

もちろん文面だけでは伝わらない、いろいろな葛藤がある中での決断だと思うが、

当時は、澄まして聴いていた身分ながら、それなりに衝撃を受けた記憶がある。

 

赤い公園 - 闇夜に提灯

 

赤い公園 - journey

 

youtu.be

 

 

石野理子の加入

 

今後の活動が気になっていた矢先、再びツイッターをスクロールしていると、今度は次のニュースが飛び込んできた。

 

新ボーカル、石野理子の加入である。

5月4日(金・祝)出演の「VIVA LA ROCK 2018」ステージ上にて、新メンバー・ボーカルの石野理子(元 アイドルネッサンス)の加入を発表!

石野が所属していたアイドルネッサンスは、2014年に株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ初のグループアイドルとして結成・CDデビューをし、古今の名曲を独自の歌とダンスで表現する“名曲ルネッサンス”をテーマに活動を続けていましたが、今年2月末に解散。
石野を新ボーカルとして迎え、初のステージとなる「VIVA LA ROCK 2018」では、旧曲と新曲「スローモーションブルー」1曲を含む計7曲を演奏し、新「赤い公園」へ向けてのスタートダッシュを切りました。
新体制での活動へ向けて、メンバーからのコメントも到着。

今後の赤い公園に是非ご期待下さい!

引用元:赤い公園 公式HPより / https://www.sma.co.jp/files/15/page/akaiko-en0504/?ima=0000

 

アイドルネッサンスという、アイドルの元メンバーの方らしい。

 

これから赤い公園はどうなっていくんだろう、と注目していた。

 

そして、初披露目、viva la rock 2018。

 

どこかもどかしいような、本人も1回目のライブということもあり、さすがに緊張しているようにも見えた。

そして、そんな石野理子を、後ろの3人が演奏で全力でサポートし、頑張れ、と背中を押しているように見えた。

 

しかしその後、新体制になってから正式に発表された音源を聴いて、僕の赤い公園への甘ったれた考え方が180°変わった。

 

消えない - EP

消えない / 赤い公園

 

Highway Cabriolet / 赤い公園

 

もうこれらの曲を聴いた時は、本当に衝撃が走った。

今までの赤い公園に対する、澄ました自分をぶん殴りたいと思うくらいに。

 

赤い公園ってこんなにいいバンドだったのか???と。

この時になって、やっとこのバンドの素晴らしさに気付いたのである。

 

石野理子のボーカルは、佐藤千明に比べて、声量とか、そういう技術的な面は劣るのかもしれないが、でも、僕は石野理子の歌の方が赤い公園に合っていると思ったし、本当にスッと自分の中に入ってきた。

 

THE PARKというアルバム

 

新体制になって、初めてのフルアルバム、THE PARKである。

このアルバムは本当によく聴いたし、筆者が赤い公園の中でいちばん好きなアルバムである。

自分の中で、最初から最後の曲まで全てが完璧だと思った。

南アフリカからブラジルまで、全人類が聴いてほしいと思っている。

THE PARK

THE PARK

ジャンキー

ジャンキー

ソナチネ

ソナチネ

KILT OF MANTRA

KILT OF MANTRA

 

津野米咲の急死

 

2020年10月18日。

津野米咲が自宅にて亡くなった。

赤い公園津野米咲を応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは残念でなりません。

 

赤い公園メンバーの津野米咲が、10月18日に永眠致しました。

享年29歳でした。

謹んで皆様にお知らせ致します。

突然の悲報に接し、メンバー・スタッフ共に、現実を受け止めきれない状況です。

 

なお、葬儀につきましては、ご遺族の意向により近親者のみで執り行う予定です。

 

津野米咲に対する生前のご厚情に心より感謝申し上げますとともに、皆様と心からご冥福をお祈りしたいと思います。

 

2020年10月19日

 

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

赤い公園 スタッフ一同

引用元:赤い公園 公式HPより / https://www.akaiko-en.com/news/archive/?523141

 

自分は確かラインニュースで見たと思うのだが、このニュースを知った時に頭の中がぐちゃぐちゃになった。

その日は相変わらず仕事だったのだが、もう仕事どころではなかった。

バンドとして本当にこれからやのに、まだまだ赤い公園の新曲が聴きたかったのに。と、強く思った。

 

赤い公園、解散

 

2021年5月、赤い公園は解散した。

 

いつも赤い公園を応援していただき、誠にありがとうございます。

 

突然のお知らせとなってしまい申し訳ございません。

 

この度、赤い公園は、2021年5月28日(金)中野サンプラザで開催いたしますワンマンライブをもって

解散することとなりました。

 

昨年10月末より、今後の赤い公園について、メンバー・スタッフ間で話し合いを重ねて参りました。

3人での活動、サポートメンバーを入れての活動など、今後の赤い公園にむけて様々な考えを巡らせてきましたが、

津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか」という想いが大きくなり、

その結果、メンバー3人が赤い公園での経験を糧に、それぞれの新たな道へ進んでいくこととなりました。

引用元:赤い公園 公式HPより / https://www.akaiko-en.com/news/archive/?527219

 

メンバーや、関わる周りの人で考えた末の苦渋の決断なのだと思う。

 

オレンジ/pray - EP

 

津野米咲が最後に作った曲のPVを観ながら、涙が止まりませんでした。

 

赤い公園 - オレンジ

 

赤い公園 - pray

 

Orange / pray - EP

Orange / pray - EP

 

メンバーのその後の活動について

石野理子は、いろんなアーティストの曲をカバーして歌ったり、ドラマに出たりと多方面に活躍している。

藤本ひかりも、秋山黄色を始め、さまざまなバンドでサポートを行なっている。

歌川菜穂も、THE 2に加入(2023年5月に脱退)、出産も経ている。

 

それぞれの活動で、これからも活躍していってほしいし、赤い公園というバンドがいたことをどうか忘れないでほしい。

 

天国から、津野米咲が残されたメンバーのことを見守ってくれていると信じて。

 

sea

sea

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本日はこの辺で。

最後まで観てくださってありがとうございました!

橋本絵莉子のソロを聴いたら、チャットモンチーが更に好きになった話

相変わらず、お盆真っ只中です。

お盆in the 台風7号でお家に引きこもり中につき、今回も好きなアーティストを勝手に紹介していきます。

今回は、えっちゃんこと橋本絵莉子さんについて。

 

チャットモンチーとの出会い

 

チャットモンチーは好きで、筆者は世代ドンピシャなこともあり、例に洩れずもちろんずっといろんな曲を聴いてきた。

大学の時の軽音サークルでも、自分の周りではコピバンを組む人も多く、僕だけではなく、いろんな世代の人の心に強く残るガールズバンドだと思っている。

 

出会いは中学、Mステを観ているとえっちゃんが元気にシャングリラを歌っていた記憶がある。

そこからチャットモンチーにハマり、その後、中学の時にゲオで5枚1000円でレンタルできることを覚えてた筆者は、チャリンコで必死にゲオに通い詰め、いろんなバンドのCDを借りてはPCに取り込む日々が続いた。

 

そんな中でも、生命力、告白なんかは擦り切れるぐらい聴いた記憶がある。

 

 

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そこから、ドラマーの高橋久美子が抜けたりして、えっちゃんとあっこちゃんの2人になってからも、2人でできる音楽性を模索、追求していく姿は本当にかっこよくて、ますますチャットモンチーが好きになって行った。

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チャットモンチー完結、橋本絵莉子のソロ活動の開始

 

2018年、チャットモンチーは完結した。

終わり際も潔く、最後の最後までちゃんと止まらずに進化しており、何度振り返っても唯一無二のバンドだと思う。

 

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その後、橋本絵莉子のソロ活動が始まった。

 

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ソロになってすぐに発表した曲も、しっかりとえっちゃんの個性の詰まった曲で、アルバムがすごく楽しみになっていった。

 

日記を燃やして

 

ソロになって初めてのアルバム、日記を燃やして、である。

このアルバムを聴いた時、あまりにも良すぎてびっくりした。

チャットモンチーはもちろん好きだが、このアルバムを聴いて、ソロ活動の曲の方が、自分の中ですごくしっくりとくるものがあった。

えっちゃんの良さは本当にいろんな部分があると思うが、いろんな良さのその中でも、特に特筆すべきが、自分を包み隠さない、嘘偽りのない歌詞だと思う。

それに加えて、かわいらしい見た目や、普段のインタビューなどの喋り方からは想像できないほど、歌詞が毒々しい。

そのギャップも含めて、えっちゃんの良さなんだと思います。

 

ロゼメタリック時代

ロゼメタリック時代

fall of the leaf

fall of the leaf

脱走

脱走

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ドラマー恒岡章の死

日記を燃やしてからしばらくして、曲作りも重ねて、これからどんどん曲を発表してくれるのかと思った最中の出来事。

 

ドラマー、恒岡章が亡くなったのである。

 

えっちゃんが初めてコピーした曲がハイスタのnew lifeであったり、チャットモンチー時代は高橋久美子が脱退してからはサポートも務めていたりと、親交は長きにわたっている。

その流れで橋本絵莉子のソロ活動にもドラマーとして加わっていたのであるが、、

 

これからもえっちゃんのいろんな曲を聴いていきたい、と思っていた最中。

突然の出来事に、言葉が出なかった。

 

2ndアルバム制作中

この先の曲作りや、バンドの活動は一体どうなってしまうのだろう。

そんな気持ちのままだったが、つい先日、ツイッターの方で、セカンドアルバムを制作中であることが発表された。

 

 

いろんなものを失いながら、これからも、足を止めずに曲を作り続けてくれて、1ファンとして感謝しかありませんね。

これからも、えっちゃんのつくる新曲を聴き続けていきたいし、これからの活動が楽しみでなりません。

 

本日はこの辺で。最後まで見ていただきありがとうございました!

dry as dustというバンドについて

完全に夏ですね。暑すぎる。

お盆真っ只中ですが、台風も接近につき予定が狂いまくってる人も多いのではないだろうか。

台風に負けじと出かける人は、熱中症に気をつけてくださいね。

 

今日は、夏になって急に思い出したdry as dustというバンドを勝手に紹介したい。

 

dry as dustについて

dry as dustは北海道函館市にて2003年に結成。

その後メンバー入れ替わりがあり、現在は松永春貴(guitar/vocal)、加藤大輔(guitar)、成田光春(bass)、対馬康太(drum)の4人となっている。(引用元:https://ototoy.jp/feature/20110718)

今年でもう20年になるのか、とこれを書きながら気付きました。

 

音的には、あえて言葉にするとオルタナティブ、ポストロック、ギターロックと言ったところか。

歪み切っているわけではなく、クリーン気味の音も気持ちよく、そして歌詞も、どこか昔のことを思い出すような、叙情的で懐かしい気持ちになる歌詞である。

 

ノンフィクションというアルバム

Non Fiction

Non Fiction

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2011年にリリースされた、ノンフィクションというアルバム。

中尾憲太郎氏によるプロデュースのもとに制作されている。

 

言葉で説明するのは難しいが、将来に対する希望の中に、どこか懐かしく、過去を思う、内省的な気持ちも入り混じっているように聞こえる。

 

 

plenty、LOST IN TIMELUNKHEADなど。

この辺のバンドが好きな人には間違いなく刺さると思います

apple musicで配信されているようなので、是非。

 

11月

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Twitter等の情報を見る限り、2023年現在も、昔と比べたら頻度は減ったのかもしれないがライブ活動も行っているらしい。

中国地方に来た際には是非ライブに行ってみたい。と切に思っている。

 

ハッピーエンド

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以上、見て下さってありがとうございました!

フジロック2023でたまたま観て心に残ったアーティストについて

ずっと好きだったバンド、はじめて見るバンド。

日本中の音楽好きな人がこんなにも集まって、歩きまくって、足が棒になりながら深夜まで音楽を聴きまくる。本当に最高の空間だなと思いました。

 

3日間でいろんなアーティストを観たが、

ここでは筆者が、ほとんど無知識でたまたま観て心奪われたアーティストについて紹介していきたい。

 

illiomote

初日28日夜、GREEN STAGEでthe strokesが終わって、ryoji ikedaを見るべくRED MAQUEEに足早く向かう途中に、

illiomoteを観るべく苗場食堂に向かった。

 

In your 徒然、きみにうたう、など聴いており、期待度大で観ました

筆者はA.O.Uが好きです。

 

illiomoteは、幼稚園からの幼馴染2人組によるユニット。

どうやらトラックメイクも本人たちが行っているらしい。

 

そして苗場でもA.O.Uやってくれました。

僕は気づいたらダンシングしていました。

もう既にgachiomoteなのです。

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kott

jizueのドラマー、粉川心の呼びかけで、2021年に結成されたバンド。

jizueは元々好きで聴いていたが、kottはそれまで全然聴いたことがなかった。

ライブで観て、衝撃を受けました。

緊張感があって、すんごいストイックな音楽性。

中でも、ドラムが炸裂していました。超かっこいい。

帰ったら聴きます。ちゃんと。

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mei ehara

カクバリズムに所属するmei ehara。

知名度も高く、アルバムswayをよく聴いていたが、最新アルバムはチェックできずにいた。

ライブを観てびっくりした。

mei eharaってこんなにかっこよかったの???

ちゃんと聴いてなかった自分を悔やみました。

 

avalonで聴いた〝最初の日は”、衝撃的でした。一生忘れません。

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eminata

29(土)の深夜、ルーキーアゴーゴーの3組目、eminata。

R&B、ソウル、ワールドミュージックなど様々なジャンルからの影響が伺える音楽性である。

この日は数時間前に配信開始をしたという、selfishを披露。

どの曲もかなり踊れます。

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bed

深夜3時、ルーキーアゴーゴー。

apple musicで聴いていてかなり気になっていたバンド。

東京を拠点に活動している、4人組のバンド。

2023年8月の時点では4枚のシングルを出している。

 

かなりニューウェイブ、ポストパンク味に溢れていて、尚且つモダンな感性も兼ね備えているバンド。

結成して約1年とのことだが、今後の活動が本当に楽しみである。

若手ポストパンク界をぶち壊してくれ。

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他にもいろんなバンドを観て書きたいこともいっぱいあるが、一旦この辺で!

フジロック2023、夏、苗場、初参戦

フジロックで3日間キャンプする。

というのが、夢だった。

仕事の休みがたまたま上手いこと取れそうで、ここで行くしかない!と思い立って行くことにした。

 

で、せっかくならちゃんとレポートに残したい、と思ってこれを書いている次第です。

これを読んでくれた人が、来年以降何かしら参考になればいいな〜と思って書いてます。

 

準備編

 

準備するにあたり、Twitterやらブログやらで何を持って行ったらいいか情報収集を重ねた結果、下記のアイテムを持って行くことにした。

 

キャンプはやったことがあって、ある程度キャンプ道具は揃っていたので、あとはフジロックならではの必要なアイテムを買い揃えて行った。

 

持っていった物
  1. 必須
  2. 着替え
    • インナーウェア 日数分
    • アンダーウェア 日数分
    • ソックス 日数分
    • Tシャツ 日数分
    • ロングTシャツ 1着
    • 防寒着 1着
    • ボトムス 日数分
    • ハット
    • トレッキングシューズ
    • タオル 日数分
    • スポーツタオル
  3. キャンプグッズ
    • テント
    • グランドシート
    • 寝袋
    • スリーピングマット
    • ペグ
    • ハンマー
    • 手袋
    • ランタン
    • ランタンフック
  4. 洗面用具
    • 歯ブラシセット
    • シャンプー・ボディソープ
    • 化粧水(日焼け対策)
    • 日焼け止め
    • 髭剃り
    • 耳栓
  5. 移動用リュック
    • モバイルバッテリー
    • 移動用アウトドアチェ
    • ナップサック
    • マイボトル
    • ゴミ袋
    • カラビナ
    • サングラス
    • ヘッドライト
    • 塩分チャージタブレット
  6. 冷却対策
    • 熱さまシート
    • 冷感ボディシート
  7. 雨対策
    • ポンチョ
    • 足首用カッパ
  8. 食料
  9. その他

 

 

抜けもれがあるかもしれないが、ざっとこんな感じ。

使えたものもあれば、全然要らんかったものもあったなぁ。

80Lのリュックサックで現地入りしたが、上の物をリュックに詰め込んだら、それはもうパンッパンッに膨れ上がってリュックが悲鳴をあげていました。

 

1日目

新宿駅→会場

朝9時頃、東京駅から新幹線にて越後湯沢駅に向かう。

駅には、フジロックに向かうのか、おっきい荷物を持った人たちがいっぱい並んでいた。

 

新幹線に乗る道中、窓から見える景色すらいつもより綺麗な気がして。

Homecomingsを聴きながら新潟に向かった。

 

10時半ごろ、越後湯沢駅に到着。

そこからシャトルバスに乗って会場に行くのだが、

もう、もんのすごい行列。

溢れんばかりのフジロッカーでごった返し状態。

越後湯沢駅 シャトルバス待ちのフジロッカーたち




駅1階にあるマツキヨ(会場入りする前の最後のドラッグストア)に寄って、塩分タブレットアミノバイタルを購入。

 

そしていざ行列に並ぶ、並ぶこと1時間程度。

ようやくバスに乗車、苗場へ。

 

ついに!到着!!!

FUJI ROCK FESTIVAL 2023



 

 

バリやばい、、。

あのフジロックが目の前にある。

バリやばい。

 

もう感慨深過ぎて泣きそうでした。

泣かんかったけど。

 

キャンプ設営→ライブ

リストバンド交換を終えて、まずはテントを張るべくキャンプエリアへ。

A,B,Cエリアあたりでまだ空いてないかな〜って思って行ってみたが、完全に舐めてた。

会場に着いた13時時点で、A,B,Cあたりはほとんど埋まっていた。

 

キャンプサイトA付近、埋まりすぎ



 

体力とタイムテーブルの問題もあり、諦めてEサイトへ。

やっとの思いでテント設営。

 

移動用バッグに荷物を引っ提げて、

そこから、待ちに待ったライブへ。

 

一バンドつずつレポートしていては小一年かかっちゃうので、下に筆者がライブを観た並び順を書いて行く。

 

君島大空

IDLES

STUTS

eastern youth

YO LA TENGO

yeah yeah yeahs

the strokes

illiomote

ryoji ikeda

オオヤユウスケ(polaris)/藤井祐二(ROVO)

グソクムズ

DNA GAINZ

もう並び最高じゃないすか?????

自分で書きながら、不覚にもそう思っちゃいました。不覚。

 

あと、観たいバンドが多い場合は、ご飯を食べる時間が本当にないです。

移動時間に買おうものなら、時間帯によってはほとんど並んでます。

 

要らない情報ですが僕がこの日に買った飲み物・食べ物も書いていきます。

 

ハイネケン

バーガー+ジントニック

カレー+ねぎま棒+コーヒー

 

初日はちょっと節約しました。

 

この日は夜中3時頃にシャワー浴びて、

遠くから聴こえてくる苗場の音楽を尻目に、4時頃に寝ました。

既に空は少し明るくなっていた。

 

2日目

翌朝。

テント内のあまりの暑さに、ほとんど寝れず目が覚めた。

時刻はまだ8時頃。ライブが始まるまでには時間があるので、まだまだ寝たい。

でも、テント内が暑すぎるせいで寝れない。

 

暑さ対策としては、空気の逃げ道を作る、エアブローなどでテント内を換気する、テント上にタープを建てる、など一般的には色々とあると思うが、フジロック初心者の筆者はそんなグッズすら持ってきていなかった。

 

もうひたすらヘブンテント状態。これがフジロックか?

 

仕方なく木陰で少しだけ眠り、持ってきたアミノバリュー、野菜生活をごくりと飲んで、会場へ向かった。

 

この日筆者が観たアーティストは、下記の通り。

Chilli Beans.

GEZAN with Million Wish Collective

KOTORI

なかむらみなみ

YonYon

羊文学

TESTEST

GO GO PENGUIN

CAROLINE PORACHEK

ELLEGARDEN

SLOWDIVE

FOO FIGHTERS

LOUIS COLE

水中スピカ

八木海莉,CENT

ROMY

bed

もう、観たいバンドが隙間なく続いていたので、ご飯食べるタイミングがなくて空腹で死ぬかと思いました。マジで。

LOUIS COLE観てるらへんで餓死するんかな?と思いました。

 

夜0時にようやく時間ができて、けんちんうどん食べました。

 

そしてこの日はドラゴンドラに乗って、daydreamingに行ってみました。

ドラゴンドラ乗り場



Day Dreamingにて



 

 

想像してたよりもかなり遠くてびっくりしました。

daydreaming会場は、かなり涼しかった。

 

行きのゴンドラで、1人参戦の人と乗り合わせたので、少しお話をした。

みんな、好きなアーティストもそれぞれあって、泊まり方もそれぞれ、重きを置く点も違うんやなって思った。フジロックすごいな。

 

夜は、持参してきたシャンプー・ボディソープを無くしてしまったため、火打の湯へ。

夜中の3時頃に入りに行ったが、それでもなお外まで並んでました。疲労と眠気が凄すぎて、この時間はかなりしんどかったですね、、

多分40分くらい並んだかな。

 

でも、歩き疲れていたため、露天風呂に入ったときは、感動しました。

温泉ってこんなに気持ちよかったっけ。

 

確実に、着実に、疲労が取れていく。

 

テントに戻り、5時ごろに就寝。

PYRAMID GARDENにて

 

3日目

 

この日も例の如く、暑さでほとんど寝れず。

あと、寝てる時に変な虫に刺されたみたいで、目が腫れた。

これがフジロックか。

(後日病院で処方された軟膏を塗ったら、無事治りました)

 

流石に寝不足と疲労が溜まり過ぎていたので、朝方も寝ていたら、NIKO NIKO TAN TANとHomecomingsを見逃してしまった。

マジで大失態。

 

寝不足のまま、死に物狂いで、レッドマーキーへ。

 

この日筆者が観たアーティストは下記の通り。

YARD ACT

SUPER BEAVER

ドミコ

ROTH BART BARON

100 gecs

YUKI

BLACK MIDI

MUUPY+HYDRO as BNJ

カネコアヤノ

WEEZER

GINGER ROOT

EMINATA

ZOMBIE-CHANG

YUNG BAE

THE BLESSED MADONNA

カラコルムの山々

前半は疲労困憊しながら。半分夢の中でした。

夜は、寝不足ながらずーっとテンション爆上げでした。

この日は夜〜深夜にかけて気になってたアーティストがかなり多かったので、最終日にして、最高潮を更新してました。

もうどのアーティストも本当に良かった、、1週間経った今思い出しても、思い出して胸が熱くなります。

 

3日目の深夜ともなると、椅子とか床でそのまま寝落ちしてる人も結構居た。

まぁそうなるよな。

 

キャンプについて

 

途中少し触れたが、ここではキャンプについて。

Aサイトに泊まれるのが1番便利と思われるが、筆者が到着した頃(28(金)13時頃)にはA〜Dはほぼ埋まっているようだったので、ネット記事で穴場と読んだことがある、Eサイトを目指すこととした。

 

穴場と聞かされていた、が、、、

 

サイトにつくまで、結構かかります。

あと、登り坂なので、なかなか大変です。

来年以降行かれる人は、思ったより坂を登ることになるので、心してかかってくださいね。

 

Eサイトの目の前には苗場プリンスホテルがでっかく君臨していました。

 

キャンプサイトの割と近くにトイレと洗面台があるので、深夜などの空いている時間なら便利だが、

朝など時間帯によっては、トイレ、洗面台それぞれに行列ができていた。

 

でも、結構会場から離れたところにあるので、静かに寝たい人にはいい場所だと思います。

 

お金について

ここでは、フジロックに行く際にかかった費用について簡単にまとめてみた。

 

◯チケット

3日通しチケット+キャンプ代+手数料55320円

 

◯移動費

飛行機代13450円(往路)+13900円(復路)

新幹線代6790円×2(往復)

シャトルバス代1000円

27(木)東京前泊代3290円

 

◯飲食代

28(金)

水250円

ハイネケン700円

バーガー1000円+ジントニック600円

カレー1000円+ねぎま棒500円+コーヒー250円

計4050円

 

29(土)

ハイネケン700円

天国豚カルビ丼温玉トッピング1150円

けんちんうどん+ビールセット1200円

計5050円

 

30(日)

spice stand556 1500円

森のハイジカレー+レモンサワー1300円

コークハイ700円

計3500円

 

◯その他

苗場温泉代2000円

雑費用(食料、袋等)3000円

ドラゴンドラ代2000円

 

計118,230円

 

いかがだろうか?

筆者は中国地方からの参加なので、飛行機代などがかかっており、都内にいる人と比べれば割り高になっているとは思う。

 

その辺を差し引いても、諸々の費用含めて、3日通しで参加するのであれば100,000円程度の出費は覚悟したほうがいいのではないだろうか。

 

社会人の人はまだしも、20代前半までの学生等にとってはなかなかハードルが高いのではないだろうか。

 

若い人にこそ観てほしいと思うのにね、フジロック

 

近年はチケット代も高騰が続いているみたいで、通し券だけで昨年よりも約5,000円も値上がりしている。

 

このまま値上がりが続いてしまったら、いよいよ貧困格差で富裕層の人しか来れないのではないだろうか。

 

若い世代の人が観て、影響を受けて、新時代のバンドに繋がって行くということが1番有益だと思うのに、

富裕層の人だけがビール飲みながらゆったり観る。

それもそれかもしれないけど、

そんなフェスはちょっといやだな、と個人的には思います、、。

 

頼むから、これ以上値上げしないでくれ。SMASHさんよ。

 

良かった点、悪かった点

全体を通して、良かった点、悪かった点を思いつく限り箇条書きにしてみた。

 

良かった点

大自然の中でキャンプ、好きな音楽を好きなだけ聴く、深夜まで踊るという、本当に貴重な体験ができた。サイコー

・知らないバンドでも、刺さったバンドにいっぱい出会えた。間違いなく、好きなアーティストが増えた。

・道中の装飾が綺麗で、どのステージに行くにも飽きない。映えていた。

・ハライチ澤部さんと遭遇した。

レッドマーキー、お客さんのアーティストに対する気持ちがめっちゃ伝わってきた。この熱気は、間違いなく会場にいないと体験できない。

・お菓子、ビール系は持参して大正解だった。会場で買うと高すぎる。

 

悪かった点

ご飯、酒代が高すぎる。

屋台やトイレが、めちゃくちゃ並ぶ。

・キャンプエリアEが穴場と聞いていたが、たどり着くまで大分遠かった。登り坂がめっちゃきつかった。

・給水スポットがすぐ売り切れ。→手洗水を飲みまくって飢えを凌いだ

・タイムテーブルが観たいアーティスト同士で結構被ってた、、

 

反省点

・シャンプー、ボディソープをなくした。

・日が登ってからテント内が暑すぎた。暑さ対策が必要。

・会場移動用のバッグが破れて大変なことになった。しっかりとした移動用リュックサックが要る。

・事前に購入してた公式グッズが受け取れなかった。

 

フジロックで得たもの

3日間、寝不足と、歩きすぎで疲労困憊になりながら、好きな音楽を聴きまくる。山奥の大自然の中でストイックに、好きな音楽をひたすら聴き続けることがこんなに気持ちよくて、かけがえないものとは、思わなかった。

 

今はapple musicやspotifyなんかで、どこにいても好きな音楽を好きなだけ聴くことができる。

でも、フジロックで聴く音楽は間違いなくここにしか無かった。

 

お金をかけて、時間もかけて、決して楽じゃないけど、行くことにして良かったと心から思う。

またいつか行きたいなぁ。

 

 

見づらい文章でしたが、最後まで読んでくれてありがとうございました!